「自分自身に対する戦略」が一番大切

わたしは必ず、起業したいという方に、最初にお願いをしていることがあります。




それは、




「自分自身に対する戦略」をきちんと持つこと。




つまり、「やりたくないことをきちんと認識して、それを回避するためにどうしたらいいか考えること」。




ここを見誤ると、せっかく作った開業計画書が、現実的ではないものになります。



以前、整体業を開店したいという方のコンサルティングを行なった際の話です。




彼女は、開業資金を抑えるために、店舗は持たず、訪問整体を行う話になっていました。



しかし、「まずはやりたくないことをしっかり考えてから話を進めましょう」とアドバイスをし、翌日、お会いしてみると、




「昨日、やりたくないことを考えてみたら、やはり、見知らぬ人の家にいきなり訪問するのは嫌なので、店舗を持ちたいと思いました。」




そう、おっしゃいました。



わたしは、その思いはすごく大切だと思います。




彼女は、やりたいことをやるために、好きなことをするために起業するのです。



であれば、とことん、やりたいことを、好きなことをやってほしいと思います。



やりたくないことを最大限に回避し、やりたいことを最大限に増やす。



もちろん、そうは言っても、最初はやりたくないことでもやらなければならない場合もあるでしょう。



また、途中でやりたくないことにぶつかることもあると思います。



その時は、それを回避する方法・仕組みを真剣に考えると同時に、やりたくないことをやめる卒業期限を決めることが大事なのです。



それが自分に対する戦略です。



彼女の例で言えば、もしかしたら最初は訪問整体にならざるを得ないかもしれない。




でも、それを卒業目標なくやり続けていたら、きっといつか嫌になるでしょう。





やりたくないことをやるために起業するのではないはずです。



せっかく起業するのだから、やりたいことをやる。



それをトコトン貫いてほしいと思っています。





たしかに、現実はやりたいことばかりがやれる程甘くはないのでしょう。



でも、だからといって諦める必要もない。



土日祝日に働きたくないなら、土日祝日に働かなくても利益があがるビジネスモデルを考えればいい。


訪問整体をやめて、店舗を構えたいなら、それを達成するための資金調達方法や、売上拡大方法に頭を捻ればいい。


営業に行きたくないなら、営業を代行してくれる仕組みを考えればいい。



自分のワガママを通す。



通すために頭を捻る。



通すための仕組みを作る。



諦めてしまったらそれまでです。



ライバルと差別化できても、利益を最大化できても、自分がやりたくないことばかりだったら楽しくないですもんね。




同業他社と差別化する戦略も大事です。



利益を最大化する戦略も大事です。




でも、一番大事なのは、自分自身に対する戦略ではないかと思います。




この根幹を忘れて起業し、最初はうまくいったものの、途中で事業撤退を余儀なくされた経営者も見てきています。




自分では、意外と「やりたくないこと」が見えていないものです。




特に、ビジネスアイディアを思いついてワクワクしているときほど、その傾向は強いように思います。




「たしかに営業は嫌だけど、このビジネスのためならがんばれる!」




と猪突猛進に行く方が多いですが、そうは問屋が卸しません(笑)。




自分の好き嫌いって、意外と変わらないものです。




ぜひ一度、やりたくないことを見直してみてください。




そしてあなたの頭脳を、それを回避するために捻ってみてくださいね(^-^)




もちろん、わたしもお手伝いします



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